30代男性 フラップレス症例
2024.03.03
治療前
CT検査を行い診査診断を行います。 その日のうちに模型採得、レントゲン撮影、歯周病検査など初回の診査を行います。治療計画を説明し同意を得られたためインプラント治療を次回より行って行きます。 右下6欠損が認められる。
治療後
来院回数を少なく治療を終えることができ、術者患者共に満足する結果ができた。
年齢と性別 | 30代 男性 |
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ご相談内容 | 欠損部にインプラント治療希望 |
カウンセリング・診断結果 | CT撮影・模型診断を行い問診を行った。都内から通院であり、また多忙なためなるべく通院回数が少なくて、痛みの出ない方法を希望された。CT検査の結果、顎骨の幅、高さ、軟膜の厚みなど十分にあったため、切開を行わないフラップレスサージェリーの計画をたてた。 |
行ったご提案・治療内容 | 右下6部にインプラント治療を⾏いました。 |
治療期間 | 3ヶ月・4回 |
おおよその費用 | 425,000円 |
術後の経過・現在の様子 | 経過は良好であり、問題なく機能しています。今回の症例のように状態が良い場合においては、痛みや腫れなど不快症状がより少ない治療計画を立てることが可能になります。 |
治療のリスクについて | 下⻭槽神経を損傷する場合があります(知覚異常や鈍⿇)。インプラント⼿術の際に下顎神経に触れた、もしくは近かったなどで神経を損傷したり、圧迫することで起こります。インプラントによる神経の圧迫、損傷、切断がある場合はインプラントを撤去します。経過を⾒る場合や、内服薬で治療を⾏うこともあります。 インプラントは、⼊れ⻭治療とは異なり、外科⼿術が必要です。今まで問題がなかった神経や⾎管などにも⼿を加えることがあるためリスクが伴います。また、⼿術⾃体受けられない場合もあります。免疫⼒や抵抗⼒が低下しやすいため、歯周病の発生リスクが高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態が悪い方や、顎の骨が足りない方、喫煙者の方は、事前に生活習慣の改善・治療が必要となる場合があります。 |
治療中詳細
右下6にインプラント手術を行いました。骨幅骨量的に問題なかったためフラップレスサージェリーにて手術を行いました。インプラント体の初期固定も良く35Ncm以上であったためヒーリングキャップを装着し、縫合なく手術を終えました。手術時間は15分でした。
治療後詳細
右下6にインプラント体が埋入されています。
この症例の担当
院長 末石 哲之
所属学会
- 日本口腔インプラント学会 専門医
- 日本顎顔面インプラント学会
- 顎咬合学会 咬み合わせ認定医
- 日本放射線学会 放射線優良医
- 臨床研修指導医
- 即時荷重学会
- 臨床歯周病学会
- スポーツ歯科学会
- CAD/CAM歯科学会
- 柏歯科医師会
- 日本大学松戸歯学部口腔インプラント研究会