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CASE

症例

50代女性「最近になり、顔や手に湿疹ができた」

2024.03.02

治療前

治療後

年齢と性別 50代 女性
ご相談内容 顔の発赤気になる。
掌蹠膿疱症と思われる顔の発疹が、口腔内の金属をセラミック材料に置き換えることで症状が寛解した症例
カウンセリング・診断結果 顔の発赤が皮膚科に通っていても治らないとのことで、掌蹠膿疱症の可能性説明し、口腔内の金属材料をセラミック系の材料に置きかえることを提案しました。
行ったご提案・治療内容 右上奥歯、左上下奥歯の銀歯を除去しセラミック系のに置き換えました
治療期間 10回(約5ヶ月)
おおよその費用 200000~300000円
術後の経過・現在の様子 金属材料を仮の歯に置き換えることで少しづつ皮膚の炎症が落ち着いてきました。2ヶ月経過時には、再発を繰り返していた皮膚の発疹や炎症はほとんどなくなりました。処置後一年程経過しましたが再発はなく経過は良好です。
治療のリスクについて 掌蹠膿疱症とは…
手のひらや足の裏などに膿をもった水ぶくれができ治っては繰り返す皮膚の病気です。出始めにはかゆみをともないます。周期的に繰り返すのが特徴とし、感染する心配はありません。
掌蹠膿疱症の原因や発症のメカニズムについてまだ完全には明らかになっていませんが、【歯科用金属によるアレルギー】や【口腔環境(根尖性歯周炎・歯周病)】に関連があるといわれています
クリニックより 統括:金属の補綴物をセラミック系の材料に置き換えることで顔の発疹など不快症状は消失しました。
今回の症例においては金属アレルギーの関連が疑われました。金属アレルギーとは金属から発生する金属イオンが原因で、様々な悪影響がでるアレルギーを示します。これは歯の詰め物などの金属が体内に蓄積して炎症を起こす、体内で起きる金属アレルギーあると言われています。
お口の中の金属は、常に唾液にさらされています。食事や話すたび歯がこすれて金属が口の中に知らずのうちに流出します。

その結果→金属がさびる、金属が溶け出す→体内にすこしずつ流れ込む→徐々に体内の臓器へ蓄積されていくのです。

この体内の炎症により体には多くの異変がでますが、「皮膚がかぶれる等」の一般的な症状でないため、その症状が金属のせいだと気付かないことが多いのです。

今回の症例も症状が出た後に皮膚科に通院し、投薬や塗り薬の処方がされており、皮膚科では金属アレルギーの可能性の説明などはなかったとのことです。

金属アレルギーの症状で悩んでいる方は、是非当院にご相談ください。

この症例の担当

院長 末石 哲之

所属学会

  • 日本口腔インプラント学会 専門医
  • 日本顎顔面インプラント学会
  • 顎咬合学会 咬み合わせ認定医
  • 日本放射線学会 放射線優良医
  • 臨床研修指導医
  • 即時荷重学会
  • 臨床歯周病学会
  • スポーツ歯科学会
  • CAD/CAM歯科学会
  • 柏歯科医師会
  • 日本大学松戸歯学部口腔インプラント研究会
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