60代男性 下の奥歯を抜歯し、義歯を作成したが、義歯が合わなかったためインプラントを希望された症例
2024.03.03
治療前
治療後
年齢と性別 | 60代 男性 |
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ご相談内容 | 奥歯を抜歯した後に義歯を作成したが、何回も調整したが違和感が消えなかったためインプラントを希望されて来院した。 |
カウンセリング・診断結果 | |
行ったご提案・治療内容 | 骨質、骨量ともに問題なかったためインプラント2本を通常埋入した。 補綴物にはメタルボンドを選択し、セメント固定式にて作成した。 患者さんは仮歯での噛みごこちを確かめたいとの希望があり仮歯を作成し2ヶ月ほど使用してもらい違和感もなく安定したため最終上部構造に移行した。 |
治療期間 | 4ヶ月(8回) |
おおよその費用 | 770000円 |
術後の経過・現在の様子 | 両方で噛めるようになり違和感なく使えている。インプラント周囲粘膜は可動粘膜で覆われているためメンテナンスは3ヶ月に一度行なっている。インプラントをしたことでお口の中の関心が高くなり日々の清掃にも時間をかけるようになった。 |
治療のリスクについて | ・下⻭槽神経の損傷をおこす場合があります(知覚異常や鈍麻)。インプラント手術の際に下顎神経に触れた、もしくは近かったなどで神経を損傷したり、圧迫することで起こります。 ・インプラントは、入れ⻭治療とは異なり、外科手術が必要です。今まで問題がなかった神経や血管などにも手を加えることがあるためリスクが伴います。また、手術自体受けられない場合もあります。免疫力や抵抗力が低下しやすいため、⻭周病の発生リスクが高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態が悪い方や、顎の骨が足りない方、喫煙者の方は、事前に生活習慣の改善・治療が必要となる場合があります。 ・インプラント術後すぐは違和感があったり、痛み、腫れ、出血などが発生する場合があります。これらの症状の多くは一時的なもので、約2〜3日で落ち着いてきます。 |
治療中詳細
この症例の担当
院長 末石 哲之
所属学会
- 日本口腔インプラント学会 専門医
- 日本顎顔面インプラント学会
- 顎咬合学会 咬み合わせ認定医
- 日本放射線学会 放射線優良医
- 臨床研修指導医
- 即時荷重学会
- 臨床歯周病学会
- スポーツ歯科学会
- CAD/CAM歯科学会
- 柏歯科医師会
- 日本大学松戸歯学部口腔インプラント研究会