オールオン4
2022.06.30
すべての歯を失った方、もしくは残りの歯がわずかな方におすすめしているのが「オールオン4」です
まずは動画をご覧下さい。
オールオン4(All-on-4)とは、名前の通り4本(上顎・下顎それぞれ)のインプラントですべての歯を作ってしまうインプラントの術式です。
顎の骨が足りない箇所があるなど、従来であれば大がかりな骨移植や上顎洞底挙上術(サイナスリフト)が必要だった症例に対しても、インプラントを埋入したその日に片顎すべての歯(仮の義歯)を装着することも可能です。
多くの歯を失っている方のインプラント治療は、埋入するインプラントが多くなるため、費用的・身体的負担が大きくなりやすいですが、オールオン4ならば埋入するインプラントの本数を最小限に抑えることができ、負担を軽減してインプラント治療を受けてい
ただけるようになっています。
最少4本のインプラントで全ての歯を支える治療方法
全ての歯失った方の場合、従来のインプラント治療で、全部インプラント治療を行うと、8~14本のインプラントの埋入などを伴う、大掛かりで負担の大きいものしかありませんでした。
しかし、歯科医療技術の発展により最少4本のインプラント埋入で歯をしっかり補綴する治療法「オールオン4(All-on-4)」が開発され、治療の負担を必要最低限に抑えることができるようになりました。
「オールオン4(All-on-4)」では奥のインプラントを骨のある部分へ斜めに埋入して、インプラントにかかる力を広く均等に配分することにより、少ないインプラントでも全ての人工歯を支える事が可能です。
※歯を支えるあごの骨の状態によってはインプラントの本数が多くなることもありますので、主治医によくご相談下さい。
たった一日で取り外しの要らない歯に全ての歯を支える治療方法
All-on-4は、インプラントの埋入本数が少なく済むことから、欠損した歯が1本の場合の治療と変わらず、抜歯からインプラントの仮歯の装着までを1日で行うことが可能です。
つまり、今まで使用していた歯や入れ歯が手術当日まで使え、手術後には新しいインプラントで支えた仮歯で食事をとることができるのです。
※歯を支えるあごの骨の状態によっては当日に固定式の仮歯を入れられないこともございます。その場合は、事前にご相談の上、可能な限り歯が無い状態にします。
たった一日で取り外しの要らない歯に全ての歯を支える治療方法
インプラントを斜めに埋め込むことにより、噛む力を広く均等に分配できます。
4本のインプラントの上に、最終的なセラミックの被せ物を取り付けた状態です。見た目にも、噛み心地も本来の自分の歯に近いものを取り戻していただけます。
すべての歯を一気に変えるので、歯の形や色を患者様のお好みにしやすいというメリットがあります。
自然なレベルで白く美しい歯でも、芸能人のように真っ白な歯も、ご希望に合わせて治療できます。