インプラントについて知ろう🎵
2025.01.28
みなさんは、インプラントに対してどのようなイメージをお持ちですか?
これから数回に分けてインプラントについて、Q&A形式で投稿しようと思います★
1.インプラントとは?
歯を失った部分に骨と結合する生体材料(純チタン)で製造されたネジ型の人工歯根を埋め込み、その上に人口の歯や入れ歯を取り付ける方法を『インプラント』といいます。
2.インプラントは一生もの?
インプラントは「第2.3の永久歯」と言われるほど、機能的にも見た目的にも天然の歯の状態に近づけることができます。
骨の状態や喫煙の有無、全身の健康状態によって影響を受ける可能性はありますが、様々な文献の統計によると10年間の残存率は約96%、65歳以上でも約91%と報告されています。
しかし適切なメンテナンスや健康管理を行わないと寿命が短くなる可能性があります。
また細菌が繁殖して歯周病になると、インプラント体の周辺の骨がやせて抜けてしますことがあります。
インプラントの寿命は以下の要因によって影響を受けます。
① メンテナンス(お手入れ)
- 天然歯と同じように、インプラント周囲の清掃が不十分だと「インプラント周囲炎」という歯周病のような症状が起こります。
- 定期的な歯科検診とクリーニングが必要です。
② 口腔内の健康状態
- 歯ぎしりや食いしばりがあると、インプラントに過剰な力が加わり、クラウン(人工歯)や周囲の骨にダメージを与える可能性があります。
- 歯ぎしり対策としてマウスピースの使用が推奨される場合もあります。
③ 全身の健康状態
- 糖尿病や喫煙はインプラントの周囲組織の健康に悪影響を与え、寿命を縮めるリスクがあります。
- 骨密度が低下する疾患(骨粗しょう症)や免疫力低下も影響を及ぼすことがあります。
④ 治療時の技術や材料の品質
- インプラント手術の際の技術的な精度や使用する素材の品質も、長期的な成功率に影響します。
- 信頼できる歯科医で治療を受けることが重要です。
インプラントは耐久性が高く、適切にケアすれば長期間使用できますが、「一生もの」と断言することは難しいです。
定期的なメンテナンスを怠ると寿命が短くなるリスクがあります。
インプラントをできるだけ長く使うためには、天然歯以上にケアを意識し、歯科医と定期的に相談しながら健康管理を行うことが大切です!