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CASE

症例

60代男性 破損した上下の入れ歯を作り直して噛み合わせを改善した症例

2026.07.02

治療前

治療後

年齢と性別 60代 男性
ご相談内容 「他院で作製した入れ歯を使っていたが、折れて使えなくなってしまった。日常生活に支障があるので診てほしい」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 拝見したところ、上下の顎には入れ歯が装着されていましたが、破損して使えなくなっていました。
現在は、食事や会話などの日常生活に大きな支障が出ている状態です。

破損した入れ歯をチェックした結果、修理は困難であったため、入れ歯を新しく作り直す必要があると診断しました。
行ったご提案・治療内容 当初は、上顎に残存歯(残根)を残したまま装着する「残根上義歯(オーバーデンチャー)」にて治療することを提案し、治療を進めていました。

しかし、患者様は「より安定して、もっとしっかり噛めるような入れ歯がいい」と希望されました。
そのため、顎の骨に埋め込んだ人工歯根を支えとして、取り外し可能な義歯を装着する「インプラント義歯」へ変更することを再提案し、同意いただいています。

インプラント義歯のメリット
・従来の義歯と比べて、しっかりと固定できる
・噛む力の向上が期待できる

インプラント義歯のデメリット
・外科処置が必要なので、治療期間が長くなる

また、治療時に上顎の残存歯が温存できるかどうか判断し、必要に応じて抜歯を行うこともお伝えしています。

まず、上顎の状態や残存歯について詳しく検査し、温存が難しいと判断した左上の歯3本(犬歯、第1小臼歯、第2小臼歯)を抜きました。
抜歯後は、即時インプラント埋入手術を実施しています。

インプラント埋入後は経過観察を行い、歯茎と顎の骨が治癒するのを待ちます。
傷が治り、インプラントが顎の骨にしっかりと結合したことを確認したら、インプラントの頭部分に入れ歯と連結するための部分となる「アタッチメント」を装着しました。

次に、上顎には「インプラント支持型義歯(インプラントオーバーデンチャー)」を金属床義歯で作製します。
金属床にすることで、従来の樹脂製義歯と比べて薄く作ることが可能になり、装着による違和感の軽減が見込めます。

また、下顎は保険診療の部分入れ歯を再作製し、上下の噛み合わせの回復を図りました。

最後に、完成した入れ歯を装着し、噛み合わせや使用感に問題がないことを確認して、治療を終了しています。
治療期間 約8ヶ月
おおよその費用 約1,300,000円
術後の経過・現在の様子 ---
治療のリスクについて ・持病をお持ちの方や、服用中のお薬の種類によっては、外科処置ができない場合があります
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎などにかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です
・着脱式のため、食後の清掃が必要です
・最初のうちは異物感があり、慣れるまで時間がかかる場合があります

治療前詳細

治療中詳細

治療後詳細

この症例の担当

院長 末石 哲之

所属学会

  • 日本口腔インプラント学会 専門医
  • 日本顎顔面インプラント学会
  • 顎咬合学会 咬み合わせ認定医
  • 日本放射線学会 放射線優良医
  • 臨床研修指導医
  • 即時荷重学会
  • 臨床歯周病学会
  • スポーツ歯科学会
  • CAD/CAM歯科学会
  • 柏歯科医師会
  • 日本大学松戸歯学部口腔インプラント研究会
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